大阪市住吉区万代東の肩の痛み、スポーツでの痛み、スポーツ鍼、鍼灸の長崎はりきゅう接骨院です!
今回はママさんバレーに多い肩の痛みについてです!
- ママさんバレーでの痛みやすい動作や痛みの種類について
- 起こりやすい疾患(経験則から)
- 当院での肩の痛みに対しての施術例
ママさんバレーで肩が痛みやすい動作や要因
当院の近所の学校でも学校のPTAやクラブチームでバレーを行っているママさんたちがいますが、割と痛みがありながらプレーしていたりしています
単純にバレーを学生の頃からやっていて好きや体動かした方がすっきりするからというのもありますが『人数が足りないから出なあかん』という方もおられるようです。
ただ、みんなに言えることは普段は育児や家事していて急にスポーツを思い切りやると痛みやすい状況ではあるので事前準備はしっかり行ってやることが大事になります。
肩に関して痛みやすい動作は、オーバーハンドトスやアタックなどの肩を上にあげ、なおかつ捻る動作で痛みが出やすく、痛みが徐々に出てくる場合が多いです。
またレシーブで跳んで直接肩を強打する場合もあるのでほぼすべての動きで痛みが出やすいのかなと思います。
痛みが出やすい動作というより、元々の運動不足や準備運動不足が大きい原因になっている方が多いのかなと長年の臨床経験からは思っています。
起こりやすい症状の種類(経験則から)
これは施術歴20年程ですが起こりやすいかなーと思われる痛みの種類は…
- 腱板炎
- 上腕二頭筋長頭腱炎
- 肩峰下滑液包炎
- 肩関節周囲炎(五十肩)
こんな感じの症状が出やすいです。肩関節周囲炎以外はほぼ炎症性のものなので変な動作や無理に動かしたなどで痛みが出やすいものになります。大体肩の前や横(三角筋のところらへん)が動かしたら痛いという症状がでますが、ひどくなると寝てても痛いという就寝時痛がでてきます。
ざっくりとですがこんな感じの構造になっていて、関節の安定は筋肉に頼っていることが多いので筋肉系の痛みが多いのかなと思います。当院HPも参考にしていただけたらと思います。
当院での肩の痛みに対しての施術例
ここからは当院での施術例です!
- 30代ママさん、学生時代バレーボール経験あり
- PTAのバレーに参加するようになってから(それまでは全くバレーしてない)
- 肩を上げると痛い、捻ると痛い、だんだん痛みがひどくなってきた
- 夜寝る時も痛い
といった症状で来院されました。
肩の痛みを見るときに可動域や徒手検査が必要になるのですが、この方が来た際の肩の上りは90度くらいで痛みが強くなり上げられない状態でした。
他にもいろんな検査をしたうえで『腱板炎』様の症状でしたので、施術やハイボルテージ、鍼灸を起こないながら経過みていき3週間ほどで痛みが良くなりました。
今回の施術で特にポイントとしていたところは肩甲骨と腕神経叢というところなんですが、この辺は秘密にしておきます(笑)
この方の場合、痛みがでて少し経ってきて来院されたので痛みがひどくなり、他の筋肉も緊張していたのも少し時間かかった原因かなと思います。
ちなみに五十肩以外はほとんど炎症性の痛みが多いので自宅でケアするならアイシングがおすすめです。しっかりアイシングすると意外と施術も必要ないこともあるので。ケアが大事ということです。
バレーボールを楽しく行うのはいいことなのですが、現役のときみたいに体は動きませんのでその辺は考慮して楽しくやっていただけたらと思います!(昔スポーツやってた方みんなに言えることですが)
という感じで今回のブログは終わります(^^♪