PMS(月経前症候群)と鍼灸

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シーサー

大阪市住吉区万代東のPMS、生理痛、自律神経の不調、鍼灸施術の長崎はりきゅう接骨院です!

院長 とおる

今回はPMSのブログになります!

この記事でわかること
  • PMSってなに?
  • PMSはどういった症状がでるの?
  • PMSへの鍼灸でのアプローチ
目次

PMSってなに?

毎週来られている患者さんとの会話のやり取りでこんなことがありました

患者Aさん

前急に膝が痛くなったから前先生書いたブログみてちょっとやってみたらマシなったわ!よかったわ~

院長 とおる

ブログ見てくれてたんですね!ありがとうございます。患者さんが困った症状ないかなーと思って書いてるので役に立ってよかったです。
ちなみに、いつもネタに困っているのでなにかわからないことあります?

患者Aさん

あー、わたしPMSきついからそれ書いてほしいかも!

院長 とおる

了解しました!じゃあ次回はPMS書きますね~!

という感じでブログを書くことになりました(笑)ネタ提供ありがとうございます!

月経前症候群(PMS)

月経前、3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するものをいいます。

とされています。女性特有の症状になりますが結構悩んでいる方は多い印象です。
またPMSにいれてもいいのですが、こんな風にいわれているものもあります。

月経前不快気分障害(PMDD)

PMDDはPMSの中でも特に精神的な症状が強い場合を指し、PMSと区別することもあります。

PMDDは特に症状が強い場合に使われているようです。

生理周期について

PMSは月経前症状ですが、生理周期が正常になっていない方が結構強くなることがありますので、知っておいてほしいので載せておきます

<エストロゲンの役割>

  • 生殖器官の発育や維持
  • 子宮内膜の増殖
  • 妊娠の維持
  • 骨量や血管の健康の維持
  • 精神的ストレスの緩和

<プロゲステロンの役割>

  • 子宮内膜を柔らかくして受精卵の着床を促す
  • 体温を上昇させる
  • 乳腺を発達させる
  • 子宮内膜の増殖を抑えることで子宮体癌の予防に働く
  • 子宮筋の自発性収縮を抑制して子宮の安静を保つ
生理周期とホルモンの関係

日本産婦人科学会によると、生理周期は25~38日が正常な範囲です。生理周期は、生理が始まった日から次の生理が始まる前日までの日数で、月経周期とも呼ばれます。
生理周期が24日以下の場合は「頻発月経」、39日以上の場合は「稀発月経」と呼ばれ、病的な原因がある可能性があります。また、生理周期の変動幅が6日以内であることも正常な範囲とされています。

生理周期は年齢によって変化することがあり、一般的には40歳を過ぎた頃から生理の周期が短くなります。その後も不規則な周期が続き、45歳頃からは周期が長くなっていきます。50歳近くになると周期は2~3ヵ月に一度などとなり、ついには停止した状態になります。

生理周期が正常の範囲より短すぎても長すぎてもカラダに何らかの異常がある可能性があり、注意が必要です。

日本産婦人科学会 引用

さくっとみてみるとこんな感じです。
わかる方は多いと思いますが、参考までに!

PMSはどういった症状がでるの?

ざっくりとですが、こういった感じになります。症状は当院でPMSで通われている方の症状も参考にしています。

<PMSの主な症状>

  • イライラ
  • むくみ
  • 集中力の低下
  • 眠気・睡眠障害
  • 倦怠感 
  • 過食・食欲不振 
  • 便秘 
  • お腹の張り 
  • 胸の張り 
  • 頭痛 
  • 腰痛

<PMSの対処法>

  • ストレス解消法:神経過敏や興奮などの精神的な症状には、運動や瞑想、リラックス運動などのストレス解消法が効果的です。趣味を楽しんだり、アロマテラピーや半身浴などを取り入れたりして休養をとりましょう。
  • 薬:低用量ピルや低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬、漢方薬、鎮痛剤や軽い睡眠薬などの薬を服用することで改善できる場合があります。精神的症状が重い場合は、抗うつ薬で改善を行う場合もあります。
  • 睡眠
  • 食事
  • 運動
  • リズムに合わせて心の休息をとる

整骨院の患者さんで女性場合、特に何か思い当たる原因がなくて急に腰痛が強くなった場合は、PMSの可能性もあるので注意が必要になってきます。

PMSへの鍼灸でのアプローチ

PMSで鍼灸に通われている方は意外と多くて、結構悩んでいる方は多いなという印象です。
中には、痛みで起きれないので仕事にいけないや家事もできないといったつらい症状の方もいます。
それが毎月あるので、これがよくなればかなり生活の質もあがると思います。

その助けを当院では鍼灸で行っているのですが、一応本当にざっくりとでPMSへの鍼灸はこんな効果が期待できます。

  • ホルモンバランスの調整
  • 自律神経の調整
  • 血流の促進
  • ストレスの緩和

東洋医学的なことは書いたらすごく長くなるので割愛ですが、何回か受けていただくと、基本的には今よりは必ず生活の質はあがると思います。
ただ、鍼灸やったからといってすべての悩みがすっきり解決とはいかなくて、生活リズムが正しくなければいけないのでその辺は改善していただいた方がいいと思います。
なので、そういったことも含めて、アドバイスしていって元気になっていただけたらいいなーと思いながら鍼灸施術を行っています。

最後になりますが、PMSをよくするにはセルフケアが大事で、特に自宅でのお灸が効果的です。
PMSの方はわかる方もいると思うのですが、お腹と足の冷えがとても良くないので、特に足にある三陰交は有効で、あとはお腹周りにするのがいいですよ。
お腹周りのツボは、参考に関元をのせておきます。

【三陰交】

足のくるぶしから指4本分上にあるくぼみです。
ストレスや冷え。生理痛に効果があります。

【関元】

 おへそから指4本分下にあるツボで、生理不順や生理痛の緩和が期待できます。

参考にやってみてくださいね!
という感じで、今回のブログはPMSと鍼灸でした(^^♪

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