階段の上り下りで多い膝の痛み【鵞足炎】について

階段の上り下りで多い膝の痛み【鵞足炎】について
シーサー

大阪市住吉区万代東の鵞足炎、膝の痛み、階段での膝痛、鍼灸、骨盤矯正の長崎はりきゅう接骨院です!

院長 とおる

今回ブログは鵞足炎についてです!

この記事でわかること
  • 鵞足炎ってなに?
  • 鵞足炎の症状は?
  • 当院の鵞足炎に対しての施術
目次

鵞足炎ってなに?

鵞足炎(がそくえん)とは、膝の内側にある鵞足という部位の腱付着部や滑液包が炎症を起こし、痛みや腫れが生じるものです。鵞足とは、縫工筋、薄筋、半腱様筋の3つの筋肉が脛骨という骨の内側部分に付着している部位を指し、鳥の足に似ていることからこの名前が付けられました。

院長 とおる

変形性膝関節症と痛む部位がにているので高齢の方は見極めが大事になります。

膝の鵞足炎の画像

これは右膝になりますが、骨盤からでる縫工筋、恥骨から出る薄筋、坐骨から出る半腱様筋が膝の内側よりやや下に停止します。
ここが鵞鳥の足みたいなになっているようなので鵞足とつけられたようです。
スポーツでも日常生活でもよくみる膝の痛みの一つです

鵞足炎の症状は?

<鵞足炎の症状>

  • 膝の内下方の疼痛、圧痛
  • 腫脹
  • 熱感

<痛みが出やすい動作>

  • 歩くときの痛み
  • 接地する時に鋭い痛みを感じる
  • 膝を曲げ伸ばす際に引っかかるような違和感を覚える
  • 階段の上り下り(特に下り)の痛み
院長 とおる

スポーツ時は最初は痛いけど動かしていたら痛みがマシになってくる場合は鵞足炎の可能性が高いです!

当院の鵞足炎に対しての考え方、施術例

基本的にはストレッチなどが中心になります。ですが、上にも書いていますが骨盤から出てきている筋肉が伸ばされることによって痛みが出ている可能性があるので骨盤が根本の原因のことが多いです。
スポーツの場合はオーバーワークトレーニングが多いかと思われます。

実際の施術例

主訴
  • 50代女性、自宅の階段を急いで降りてから膝の内側の痛みが出てきた
  • 膝の痛み、腫れ、熱感
  • 膝が痛くて階段がつらい
  • 日常生活での痛みをなくして元気に過ごしたい

この方は整形外科受診時レントゲンでは異常なしOAも進行はなしでした。
湿布して痛かったらまたきてねとおいてといわれたようでした。

痛みの確認や徒手検査

整形外科での結果もふまえながら、どういった感じで痛みがでてるか、当院独自の検査も入れながら行っていきます。

施術&セルフケア指導

患部の筋肉の緊張を緩めたり関節の動きをよくしていき、炎症をとる目的でハイボルテージ療法を行っていき、最後に骨盤の調整を行い、自宅でのストレッチや患部へのアイシングなどのセルフケア指導を行いました。

大阪市住吉区長崎はりきゅう接骨院のハイボルテージ施術画像
骨盤矯正
施術終了

初回施術後より歩きやすさがみられ、10日程で階段の痛みが消失。腫れがなかなか取れなかったのですが3週間で症状が取れたので施術終了としました(^^♪

ちなみに自宅でのストレッチは太もも前と後ろをしっかり行うといいですよ!

太もも前ストレッチ
太もも後ろストレッチ

とこんな感じですが、膝の痛みも早めに対応しておくと痛みが取れるのも早いかなと思いますので早めにご相談いただけたらと思います。

今回もブログ見ていただきてありがとうございました!

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