シンスプリントと坐骨神経の関係

大阪市住吉区万代東の長崎はりきゅう接骨院のブログ画像
シーサー

大阪市住吉区万代東の脛の痛み、シンスプリント、スポーツ外傷、鍼灸施術の長崎はりきゅう接骨院です!

院長 とおる

今回はスポーツ障害で起こりやすいシンスプリントについてです!

  • シンスプリントってなに?
  • シンスプリントと関係が深い坐骨神経
  • 当院でのシンスプリントへの対応
目次

シンスプリントってなに?

シンスプリントについては前にもブログに書いているのでそれを参考にしていただけると助かります!

シンスプリントと関係が深い坐骨神経

シンスプリントはスポーツ障害の中でも痛みが引きにくい印象で、無理にやっていると疲労骨折を起こすこともあるやっかいな痛みです。
坐骨神経の走行していくときに名前がちょこちょこ変わりますが、シンスプリントで関係することは脛骨神経です。

ポイントとして、脛の内側のケアは必須なんですけど坐骨神経ラインの筋肉の緊張があったりすると痛みが取れにくくなることが施術していて多くみられます。

坐骨神経の走行路

こんな感じでお尻から足先まで神経が通っています。
身体で一番太い神経といわれていて太ももの後ろを通って足先まであります。

よくヘルニアや坐骨神経痛で足先までしびれるのは坐骨神経がそこまで行っているからです。
障害部位ではないのですが、そこまで影響があるということです。

・お尻から出てくる坐骨神経のどこかの筋肉の固さや関節の動きが悪い場合に、そこを酷使するような運動をした場合にシンスプリントのような痛みが出る可能性が高まっているのかなと個人的には考えています。
その際は、もちろん患部だけではなく関節の動きや筋肉の緊張なども見ながら施術していきます

当院でのシンスプリントへの対応

主訴
  • 10代女性、陸上の練習で外周をたくさん走っていて脛の痛みがでてきた
  • 初めは練習終わって後に軽く痛むでしたが、だんだん痛みが強くなってきた
  • 走れない、たまに歩くのも痛い場合がある
  • 大会は今はないけど痛みが続くと練習ができないので痛みをとりたい

こんな感じの症状で来院されました。スポーツ障害で多いのが『早く治してほしい』ということが多いのですが、ここまでなるのに何もしてこなかった、ケアもしてなかったという方が本当に多いです。
この辺は本人はもちろん指導者、親御さんも含めた理解が大事だと思っています。

痛みの確認や徒手検査

一応整形に行ってレントゲンでは異状ないので安静にしておいてといわれたようです。
整形外科では検査をしていましたが、どういった感じで痛みがでてるか、上でもいったように腰や股関節などもしっかり確認検査していきます。

施術&セルフケア指導

患部の筋肉の緊張を緩めたり関節の動きをよくしていき、炎症をとる目的で鍼灸やハイボルテージ療法を行っていきました。
当院ではシンスプリントの場合も骨盤へのアプローチが大事と考えているのでそこもしっかり施術していきます。自宅でのストレッチやアイシングなどのセルフケア指導を行いました。

大阪市住吉区長崎はりきゅう接骨院のハイボルテージ施術画像
写真はイメージです
施術終了

最初の1週間は腫れや痛みが強かったのですが、少しづつ痛みがよくなって、施術1か月で痛みがほぼなくなりましたので施術終了としました(^^♪

施術中は練習継続は許可していましたが、痛みが強かったら無理にやらない、セルフケアは毎日ちゃんとすることを約束していました。

という感じですが、今回は坐骨神経とシンスプリントを絡めていますが、足の痛みは結構坐骨神経が絡んでいる場合が多いのでぜひその辺も注意してストレッチしてみてくださいね!

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