乾燥による肌へのトラブルに効果的なツボ

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シーサー

大阪市住吉区万代東の乾燥、肌トラブル、のどの痛み、風邪、鍼灸施術の長崎はりきゅう接骨院です!

院長 とおる

今回は乾燥に効果的なツボのブログです!

この記事でわかること
  • 西洋医学でいう乾燥、東洋医学でいう乾燥【燥邪】とは?
  • 乾燥による体の不調は?
  • 乾燥におすすめのツボ
目次

西洋医学でいう乾燥、東洋医学でいう乾燥【燥邪】と?

患者Aさん

先生、私秋から冬にかけて乾燥がひどくて体調くずしやすくなるねん。なんかいい方法ない?

院長 とおる

あ~、家でお灸とか事前にセルフケアしとくと割とマシになる方もいますよ!

患者Aさん

そうなん⁉そしたらちょっとやってみたいからまた教えて!

院長 とおる

そしたらブログにまた書くので見てください!

という感じでまたブログネタゲットしました(笑)
割とブログネタは患者さんとの会話の中で困っていることを聞いてから書いているので、ネタにしやすいです!

西洋医学でいう乾燥とは?

まずは乾燥の定義というものを見てみましょう!

皮膚の乾燥とは、皮膚の角質層の水分量が低下して、肌が硬く脆くなり、潤いがなくなる状態です。
空気中の湿度が低くなっているときも用います。

となっています。

肌断面図

肌における乾燥は「ドライスキン」と呼ばれ、皮脂分泌量と角質の水分含有量が低下している状態です

皮膚が乾燥しているとバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすく、物理的な刺激にも敏感になります。乾燥による皮膚疾患でよくみられるものには、かさかさする「皮脂欠乏症」、赤みを帯び白く粉をふく発疹ができる「皮脂欠乏性湿疹」、むずむずするかゆみがある「皮膚掻痒症」などがあります。

このバリア機能が破綻することで風邪も引きやすくなってくるようです。
こうみるといろんなタイプの乾燥がありますね。インナードライとかややこしいですね。

東洋医学でいう乾燥【燥邪】とは?

東洋医学において、燥邪(そうじゃ)とは、乾燥による障害を指し、自然界が乾燥する時期や乾燥した地域で発生し、日本では秋の終わりから冬にかけてよくみられます。

燥邪(そうじゃ)とは、外部からの疾病の原因である六淫(りくいん)の1つです。
季節や気象の変化によって引き起こされる「風(ふう)、寒(かん)、暑(しょ)、湿(しつ)、燥(そう)、火(か)」の6つの気候の変化(六気)のうち、激しく変化して体の適応能力を超えた状態を指します。これらの六気を、風邪、寒邪、暑邪、湿邪、燥邪、火邪(熱邪)と呼びます。

とこんな感じです。どちらもいってることは大体おんなじです

乾燥による体の不調は?

ここでも西洋・東洋でいわれている症状を書きますね!

西洋医学での乾燥の症状の例

  • 肌のつっぱり感やかさつき、ごわつき、粉が吹く
  • 化粧のノリが悪くなる
  • 洗顔や入浴後につっぱった感じがする
  • ちょっとした刺激でもピリピリとした刺激感やかゆみ、ひび割れなどの症状が出る
  • 痛みやイガイガ、咳き込みやすくなる
  • 朝起きた時のどに痛みやイガイガ
  • 痰や空咳

燥邪による症状の例

  • 津液(しんえき)を消耗させ、潤いを消失させる(津液とは、東洋医学における体内の正常な水液の総称をいいます)
  • 口渇、目、鼻、口の乾燥を起こしやすくなる
  • 肺のように潤いを好む臓器は燥邪に侵されやすく、乾いた咳や喘息で胸痛する症状が現れる
  • 肌のカサカサやかゆみなどのトラブルを引き起こす

ドライアイなども乾燥の原因になりやすいです。コンタクトを日常的にしている方は乾燥から目の痛みそして頭痛にもつながってきやすいかなと思います。

乾燥におすすめのツボ

ここでは【血海】と他に【曲池】というツボを載せておきます。

どちらも肺経のツボではないのですが、血海はお血を解消するツボ。お血があると水分がうまく運ばれなくなるのと、曲池は肌の不調によく使われるツボで、乾燥からくる肌のくすみにも効果的です。また目の乾燥にもいいですよ。曲池は大腸経で『肺』と『大腸』はお互いに補ったり助け合う“表裏の関係”にあるためで、肌には『大腸』に関係するツボの方が効果があるようです。
そのことから乾燥にはお腹の調子を整えるのも効果的ですよ!

足の膝のお皿の上にあって、お皿の内側の角から指3本分上がったところにあるツボ。

肘を曲げたときに、外側にできるシワの端にあり、肘関節の骨のきわあたりにあるツボ

他にも乾燥にいいとされるツボはありますが、今回はこの二つを紹介させていただきました。
セルフケアでのお灸が効果的なのでぜひやってみてくださいね!

という感じで、今回は乾燥に効果的なツボのブログでした☆

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