大阪市住吉区万代東のランナー膝、膝の痛み、スポーツ外傷、鍼灸施術の長崎はりきゅう接骨院です!
今回はランナー膝についてです!
- ランナー膝(腸脛靭帯炎)ってなに?
- 腸脛靭帯炎になったらどうなるの?
- 当院での腸脛靭帯炎の施術例
腸脛靭帯炎ってなに?
暖かくなってきたので、運動を始めようかな、再開しようかな、ダイエット目的でしようかなという方が増えてくる時期ですが、こういった時に起こりやすい膝の痛みでランナー膝(腸脛靭帯炎)というものがあります
どこが痛くなるかというと、膝の外側にある筋肉で大腿筋膜張筋という筋肉から腸脛靭帯に変わるんですが、そこが炎症を起こしてしまい痛くなるというものです
膝の屈伸運動を繰り返すことによって腸脛靱帯が大腿骨外顆〈がいか〉と接触(こすれる)して炎症(滑膜炎)を起こし、疼痛が発生します。特にマラソンなどの長距離ランナーに好発します(ほかにバスケットボール、水泳、自転車、エアロビクス、バレエ等)。
ランナー膝 ZAMSTから引用
発生の要因はオーバーユースです。過剰なランニング時間と距離、柔軟性不足(ウォームアップ不足)、休養不足、硬い路面や下り坂、硬いシューズ、下肢アライメント(内反膝)など、さまざまな要因が加味されています。
むちゃくちゃ走るランナーの方に多そうですが、初心者にも多い印象です
ランナー膝(腸脛靭帯炎)になったらどうなるの?
ランナー膝にになった際の症状としては…
- 膝の外側が走ると痛い
- 初期は走るときに痛みが出て、走らなかったら痛くない
- 炎症が強くなり痛みが強くなると、通常歩行でも痛くなってくる
という感じの症状が出てきます
せっかく運動を始めたのにこういった痛みが出てきたらいやですよね
基本的にはアイシングやストレッチが効果的になりますが、痛みが長引く方も多い印象です
当院でのランナー膝(腸脛靭帯炎)の施術例
当院はスポーツでの痛みの患者さんが比較的多いかなと思いますが、中には結構つわものもいます
今回はウルトラマラソン(100キロ)の出場予定の方のランナー膝の施術です
- 30代女性 ウルトラマラソン出場予定
- 20キロ付近で痛みがでてくる
- 来院時は患部の痛み、歩くと痛い、股関節の違和感などの症状あり
- 1か月後に大会があるから間に合わせたい
という感じでした
基本的に自宅でセルフケアはしっかりされていたようなので継続してもらい
当院で行ったのは、患部の炎症を引かす、骨盤の左右のバランスを整えるといったことをしました
こういったハイボルテージや鍼灸などを行い、また、ランナー膝は股関節の違和感を取り除くのが大切なのでそこを重点的に施術していきました
結果は、一か月後のウルトラマラソン痛みなく走れて無事完走できました(^^♪
こういったがっつり系の方も痛みなく走れるようにサポートできますので、一般の方もしっかりケアすれば痛みなく走れると思いますよ!
忙しくて来れないという方は…
①運動前は必ず適度にストレッチをする
②運動後も必ず適度にストレッチをする
③アイシングは忘れずに!
一緒やんと思うんですが
この3つをしっかり行うことである程度は予防できます
では、どこストレッチしたらいいねんというと
痛い部位の膝の外側はもちろん、股関節やふくらはぎもしっかりストレッチすることをお勧めします
理由としては、大腿筋膜張筋が股関節から膝までつく長い筋肉なので、股関節からストレッチした方が効果的だからです
時間があればふくらはぎや足首を行うのもいいですよ
ちなみに膝のストレッチの参考です。太ももの外側だけじゃなくていろんなとこするのがおすすめですよ
こんな感じで今日は終わりますー!
痛みなく楽しくスポーツを!