腰椎椎間板ヘルニアの痛みで当院が対応できること

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シーサー

大阪市住吉区万代東の腰椎ヘルニア、腰の痛み、シビレ、骨盤矯正の長崎はりきゅう接骨院です!

院長 とおる

今回のブログは腰痛椎間板ヘルニアについてです!

この記事でわかること
  • 腰椎椎間板ヘルニアって何?
  • 腰椎椎間板ヘルニアになったらどうしたらいいの?
  • 腰椎椎間板ヘルニアについての当院の考え方、できること
目次

腰椎椎間板ヘルニアって何?

腰痛持ちの方は一度は聞いたことあると思うのですが、腰の痛み、片方の足のシビレを特徴とした疾患です。

腰椎椎間板ヘルニア

脊椎は、椎骨と呼ばれる骨が連結してできています。腰椎は5個の椎体で構成されており、椎体と椎体の間には椎間板があります。椎間板は、水分をたくさん含んだゼリー状の髄核(ずいかく)と、それを取り囲む線維輪(せんいりん)と呼ばれる軟骨組織の二重構造になっています。腰椎に加わる圧力を分散させ、衝撃を和らげるクッションのような役割を果たしていますが、何らかの影響で髄核の一部が飛び出して神経を圧迫して痛みやシビレがでてきます。

年齢でいうと高齢者よりも20代から40代にかけてが多く、男女比は比較的若い男性に多い疾患です。前かがみや中腰の姿勢を長時間続けたり、重たいものを急に持ち上げたりしたときなどに発症する危険性があります。

職業別でいうと①土木関係、②タクシーや長距離トラック運転業務、③接客業となっているようです。
前は②が一位だった気がするんですが変わってきてますね。そこまで大差はないと思います。

姿勢による腰への負担
仰向け寝
25%
横向き寝
75%
立位
100%
立って前傾
150%
立って前傾で荷物を持つ
220%
座位
140%
座って前傾
185%
座って前傾で荷物を持つ
275%

※100%を0にしているのでちょっと表記がおかしいですが、数字を参考にしていただけたらと思います!

こんな感じですが、座って前傾で荷物を持つが一番椎間板に負担がかかるので、腰痛持ちの方は覚えておいたほうが参考になると思いますよ。

腰椎椎間板ヘルニアになったらどうしたらいいの?

ヘルニアの症状は痛みとシビレが主です。腰が痛い、痛みが治らなくてシビレがでてきてヘルニアを疑っている場合は、第一選択は整形外科です。

というのも、接骨院や鍼灸院、整体院では正確な検査ができなく、あくまでもヘルニアかなという判断で終わります。整形外科でCT、MRIなどの画像所見で医師が見てヘルニアの確定診断が初めてできます。

なので正確な判断が必要だという方は整形外科にまず行きましょう。

また、これは重度ヘルニアの場合ですが、痛みで全く動くことができない、おしっこがでないや便がでないなどの膀胱直腸障害の場合は病院一択です。

腰椎椎間板ヘルニアについての当院の考え方、できること

現在の医療のヘルニアの第一選択は保存療法になってきているようです。
というのもヘルニア自体は自然に吸収されたりすることもあり、また、神経にあたらなかったら痛みやシビレが出ないからです。

ですのでプロスポーツ選手で絶対に出ないといけないや膀胱直腸障害がなければ基本的には手術せずに経過を見ていくことになると思います。

ここからは当院でのヘルニアの考え方ですが…ほんと考え方はいろいろあるので、それは違うということもあるのですが一つの考えということでご理解していただけたらと思います。

椎間板自体はほぼ水の水分のクッションでできています。上にも書いたように、線維輪と髄核の二重構造です。水の中の物体(髄核)を出そうと思ったらむちゃくちゃ上から圧迫するかねじり切るかしかないんです。ただ人間の場合は、上からすごい圧力がかかりすぎると死んでしまいますので中の物体を出すのは捻るしかないんです。

そこで、腰の機能をみると捻りに弱い構造に元々なっています。なのでそういった力がずっとかかると髄核がでて神経にあたりヘルニア症状になりやすくなってくるのではないかなと当院では考えています。


そして、この根本的な捻じれの問題は骨盤の歪みによって引き起こされています。


土台をしっかり安定させてあげることで、上に乗っている腰痛も自然と安定してきます。

また、人には自然治癒力があります。本来の位置に骨盤や腰椎を戻してあげるだけで、体がいい位置に戻ろうとする力が働いてきます。

あと大事なことは姿勢による負担もあるので日常生活の姿勢にも気を付けていただいて早期の回復を目指します。


当院でのヘルニアの施術は、骨盤の歪みを改善し、歪みを起こしている原因の一つである日常生活での姿勢指導を行っていき症状の改善に努めていっています。

実際の施術例

主訴
  • 30代男性、トラック運転手
  • 整形外科でヘルニアといわれリハビリ通って牽引などしたがあまり症状変わらず
  • 長年の腰痛持ちでしたが、最近痛みとシビレが強くなってきて長時間座れなくなってきた
  • 痛みやシビレ、歩くのも痛い
  • 仕事に支障がでているので何とかしてほしい
痛みの確認や徒手検査

症状の確認と骨盤の状態をみていきます。他に原因になるところなど徒手検査や当院オリジナルの検査を行っていきます。

施術

状態に合わせて整体やストレッチは行っていきますが、メインは骨盤の施術です。骨盤を正しい位置に戻して日常生活や自宅でのセルフケアの仕方などを指導していきます。

施術終了

仕事の都合もあったので週2通っていただいて1か月ほどで痛み・シビレはよくなり施術終了となりましたが、本人の希望によろ1か月に一回ほどメンテナンスをしています(^^♪


とこんな感じで当院ではさせていただいています。腰の痛みやヘルニアは本当にいろんな施術があるのでこれが正しいとはいいきれないので、一つの考え、施術の仕方と思っていていただければと思います。

腰の痛みやヘルニアでお困りの方はお気軽にご相談くださいね!

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